しっくいリフォームのすすめ

しっくいリフォームのすすめ
最近、リフォーム工事の中で壁をビニールクロスから変更して塗り壁系にされる方が増えています。
古くは、塗り壁が当たり前の時代から高度成長時代に簡単で安価で施工できるクロスが普及して、現在は安価なビニールクロスが住宅の壁材としては一般的になっています。
それが、簡単で施工できる塗り壁が登場して、意匠性や健康面なども考慮して選ばれる方が増えているようです。
一概に、塗り壁と言っても多く存在します。

代表的なものを言いますと
①.しっくい・・・一番歴史がある昔からの塗り壁(お城や土蔵や内装などに)
②.プラスター・・・西洋しっくいとも言われる(学校の内装壁や病院の壁などに)
③.土壁(京壁・大津壁等)・・・日本の伝統的な塗り壁(和風住宅など)
④.珪藻土・・・一番新しい塗り壁(住宅の内装など)
⑤.繊維壁・・・昭和40代からよく使われた新しい日本の塗り壁(真壁内装壁など)

これ以外にも、新しい塗り壁材があります。その中で弊社の商品でもあるしっくいを使ったリフォームをおすすめしたいとおもます。

まず、しっくい(オリジナル)にするメリット
①.対ウイルス性能・・・ヒトコロナウイルスが5分間で100%不活化
※来客や不特定多数の集まる場でも安心の壁材と言えます。
②.省エネ性能・・・冷房消費電16%削減が実証
※お金を掛けずに省エネは嬉しい
③.調湿性能・・・優れた吸湿・放湿性が高い(標準塗り厚3㍉~5㍉)
※塗り厚があるため、効果も高いし容量も大きい
④.耐火性能・・・建築基準法第2条9号基準に適合 燃えても有毒ガスを発生しない
※万が一の時にも安心で家族を守る家には必要
⑤.吸着性能・・・揮発性有機化合物を吸着し分解します
※規制の少ない家具等の揮発性有機化合物にも安心
⑥.消臭効果・・・不快なニオイを吸着浄化する機能があり
※家庭のニオイにもペット臭にも安心
⑦.室内の有用菌を活かす・・・アルカリ性の性質により有用菌(麹菌等)を活かす作用あり
※よく手作り味噌作りを行いますが、簡単に美味しい味噌が出来ます。
⑧.メンテナンス性能・・・お客様でお手入れが簡単に出来る事が可能
※実際に簡単にお手入れが出来てお財布にも優しい
⑨.安全性能・・・化学接着剤を不使用で食べれるぐらい安全 
※メーカーにより接着剤を入れて施工性の良いように改良したものもあるので注意
⑩.意匠性・・・自然の風合いと質感があり、結晶が乱反射をして白い輝きを放ちます
※反射率表でも、鏡と変わらない反射率(70~85%)があるので、明るい
⑪.静電気による汚れが無い・・・静電気を帯びないので、空気中のホコリが付着しない
※ポスターを5年後に剥がしも、色の差が無い
⑫.長持ち・・・接着剤を使わず、空気中のCO2を吸って固まるので耐用年数が長い
※昔から100年壁と言われ、お城などでも多く使われていた実績もある
⑬.SGDs・・・CO2を吸って固まるので、CO2削減や省エネや長寿命なところも
※環境にも優しい建材、安全な室内空気環境を目指しています

当然良いことばかりでは有りませんので、デメリットもあります。
①.施工費が高い・・・ビニールクロスと比べると2倍~3倍ぐらいに
※長い目で見ると張替えも必要ないので、経済的な面もある
②.乾くまで長い・・・多くの水を使うので、乾くまで時間が掛かる
※リフォームの場合には、住みながら除湿する必要がある
③.仕上がりが均一ではない・・・職人さんが施工するので、一人より仕上がりが変わる
※出来るだけ施工の差が出ない塗り方を推奨しています。(大きく差が出ません)
④.ひび割れや浮きがある場合がある・・・化学接着剤を使っていないので
※入隅などでひび割れがする場合や、浮きも出る場合があります
※浮きができにくい下地処理材(無添加)が発売されました。


実際の入居者の声(私が聞いた)
・ワンちゃんを3匹飼っているが、独特のペット臭がしないと言われる
・正月に手作りした餅が、11日の鏡開きまでカビないので、びっくりした
・賃貸の室内をしっくいにしているが、メンテ代があまり掛からず経済的だと思う
・とにかくよく眠れる様になった(不眠症の方)※お手紙をいただきました
・遠赤外線を使った暖房器具との相性が良いので、冬は温かい
・梅雨時期でも、室内はサラってしているのであまりエアコンを使っていない
・猫ちゃんが壁を掻かないので、壁がきれい
・トイレの芳香剤が要らなくなった
・ひび割れも出ているが、自分で補修も出来たのでそんなに気にならない
・少し高かったけれど、デザイン性もあるので喜んでいます
・老犬が引越し後元気になり、長生きしてくれた
・長女のアトピー(肘とかが赤くなるなど)の症状が改善した
等など多くの声をいただいています。

値段以上の価値を体感してください。また、室内空気環境には自身があります。
リフォーム時などに、少しリッチになりますがしっいく壁にすることを是非ご検討ください。