リフォームの要望で一番多いのが、水廻りのリフォームになります。その中で、今の間取りなどで不便や不満を感じているところを解消したいと願って相談されるますが、家事ラク動線とはで深堀りをして行きたいと思います。
1.動線とは 【住宅の中で、人が動くときの経路】
1)生活動線とは 日々の暮らしの中で、家族が生活するために動く経路
2)家事動線とは 日々の暮らしの中で家事の為に動く人の経路(主に水廻りの動線)
3)家事ラク動線とは 日々の家事の中で、無駄な動きが少なくシンプルで効率の良い動きが出来る動線の事です。(ストレスが貯まらない動線)
4)良い家事動線とは 家事ラク動線であるのは当然として、家族の生活動線と重ならない動線の事です。(動線が重なると効率が悪くなりストレスがたまります)
2.リフォームなどで、家事ラク動線の家を設計するポイント
1)家族の生活動線を考えた上で、生活動線の一部である家事動線を時間軸も考えて問題点や課題を見つける。(間取り図に生活動線と家事動線を時間軸と共に描く、その上で混雑をする場所や時間帯等を記入する)
2)問題点や課題を間取り図を使い整理して、家族と一緒に解決するための解決策をまとめる。
3)まとめた解決策を元に、無駄の無いストレスがたまらない間取りなどを建築士(専門家)と一緒に考える。(構造的な問題点も考えて最適な間取りを決める)
4)間取りと共に収納計画なども検討して、片付けしやすい収納も含めて決めて行く。(伝言板にもなるリモコンニッチなどもあるととても喜ばれます)
5)できれば、その中で楽しくなる遊び心のある事も盛り込んでいく。(好きなものを飾るニッチやアートやペットと生活も考えた無駄の無い空間作りも考える)
3.日々の家族との生活動線とか家事ラク動線が出来るリフォームができれば、無駄な動きがなくなることでストレスが無い生活ができるようになり、毎日大変な家事を少しでもラクに楽しく出来るようになれば豊かな生活につながると思います。